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Pedacito de Cielo〜Junkoの禅問答〜Vol.01

2人で踊る意味

タンゴは1人では踊れません。どんなに気が遠くなるほど練習しても一緒に踊る相手が居なければタンゴは成立しないんです。

 

自分が綺麗に見えることが重要ならサロンタンゴは選ばない方がいい。相手を素敵に美しく快適にという思いと、2人で調和したいという思い、が結果2人を綺麗に見せる。

 

と言っている私も、自分のことに一生懸命になってしまうことがよくあるので自戒を込めてなのですが😅上手くいかない...なんでもっとこうしてくれないの😫と相手に対しての不満がジワジワと自分の心を占領してる時、既にアブラッソは壊れています。

 

アブラッソが壊れているとリードもフォローも上手く伝わらないし、相手の存在も自分の存在も薄くなってしまっています。

タンゴは相手に自分の存在を伝えること、相手の存在を感じること...即ちハグ🫂アブラッソが全てです。

 

そこで勘違いし易いのは、アブラッソを形として覚えようとしてしまうこと。腕の角度、肘の角度、肩甲骨、顔の向きなどなど...。大事です。大事なのですが、それは1人でシャドーしているときに済ませて置いてください。2人で踊る練習を有意義にしたいのなら、それが必要です。

2人で踊る状況になったら、心も身体も相手としっかり向き合いたい。自然と意味のあるアブラッソになっていくはず。手や腕は相手の存在を求め、相手から出てくるリードやリアクションを欲しがっている。

 

あなたがいるからタンゴが踊れる。今日もあなたと踊れて楽しかった。あなたと踊ったからこんな事に気がついた。1人では出来ないことがばかりです。2人で踊る意味、感じてもらえたでしょうか?☺️



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