Q1:そもそもアルゼンチンタンゴって何?

アルゼンチンタンゴは南米アルゼンチンのブエノスアイレス周辺で生まれた、即興で踊るペアダンス。

リーダー(主に男性)、フォロワー(主に女性)、その場で出会ったふたりがアブラッソ(抱擁)をし、ともに踊って(歩いて)いきます。曲が終わるまでアブラッソを解きません。

大切にしたいのはステップやスタイルよりも、ふたりで踊る甘い心地良さ。

激しく動いたり体力を消耗するようなダンスではないので、一生踊っていけます!!

最近は女性リーダーも増えています。

Q2:社交ダンスと違うの?

スポーツや競技性といった側面よりも、コミュニケーション方法のひとつと言うのがより的確でしょうか。

社交ダンス競技の10ダンスのような様々な種類のダンスを踊り分けるのではなく、主に3つのリズム【Tango, Vals, Milonga】を曲調にあわせて楽しみます。

激しく動いたり移動したりすることもないので、体力に自身のない方にもオススメです!

Q3:サルサと違うの?

おなじラテンダンスでありながら、明るい曲調のサルサにくらべると、アルゼンチンタンゴは憂いや哀愁に満ちているものが多いです。サルサもふたりで踊るペアダンスですが、近づいたり離れたり、回ったりと楽しい踊りですが、タンゴは、一度アブラッソ(ホールド)したら、その曲が終わるまでアブラッソを解かず、ふたりで心地よく踊りながら歩みを進めます。

Q4:ご年配のためのダンス?

いえいえ、「おじいちゃんおばあちゃんのためのダンス」ではありません!!

若いかた、バリバリ踊っています!!

日本においては一般的にアルゼンチンタンゴを目にする機会が少ないので、タンゴに出会ったときには人生経験が豊富になってた、ということはあります。近隣東アジア圏などタンゴを踊り始めたのが最近の地域では、20〜40代がとても多く、盛んに踊られています。東京でも20代30代で踊り始めるかたが増えてきていて、新たなジェネレーション誕生の予感です!

Q5:ダンスは未経験、運動は苦手…。でも始められる?

インストラクターのShunsukeは、まったくダンス経験のない状態からタンゴを始め、いまだに他のダンスはまったく踊れません(笑)

逆にダンス未経験のかたは他のダンスの癖がない分、素直に上達します。もちろんダンス経験のあるかたは、それが役に立つ場面も多いでしょう。

見た目は静かな踊りに見えますが、実はカラダの内側をよく使うので運動量は負けず劣らず。

しかし、ブエノスアイレスでは90代でも元気に踊っていますので(笑)、体力の心配は必要ありません。

必要なのは運動能力よりも相手を思いやる優しさ。相手を心地よくエスコートするかのように接する気持ちがなければ、せっかくの踊りが台無しなので、タンゴを踊って「大人エレガント」を身につけましょう!!

Q6:レッスン・練習での服装は? パーティーでの服装は?

レッスン着は、動きやすい服装ならば特に問題ありませんのでご安心ください。仕事帰りのかたも多いので、通勤服そのままであったり、Tシャツに着替えたり。各会場更衣室完備!!

ブエノスアイレスの伝統的なミロンガ(タンゴパーティー)では、男性はスーツを、女性は少しタイトなドレスを着て、おしゃれで華やかな装いで踊っています。佇まいがパリッとしていて、紳士淑女にあこがれる皆さんにはぴったりです。

若い世代が多いミロンガではジャケットを着ないで少しラフなシャツ姿で踊っているひともたくさん。女性もよりタイトなドレスを楽しんでいるかたが多く、さらにタンゴドレス、スカートはいろいろな国で作られていて、見せあったり探したりするのがとても楽しいですよ。

Q7:タンゴ専用のシューズがあるの? それがないと踊れない?

あります。

アルゼンチンを始め、イタリア、トルコ、韓国、台湾などのシューズメーカーもあります。

タンゴにちょっと慣れるまでは購入を急がなくても大丈夫です。お手持ちの、ちょっとヒールのあるパンプスなどでも可能です。

購入できるところを紹介できるので、お気軽にご相談ください。

フォロワー用のタンゴシューズのヒールの細さに初めは驚くと思いますが、とても丈夫で踊りやすく出来ており、デザイン性もとても可愛いので、シューズを見ているだけでも楽しくなります。

リーダー用のタンゴシューズももちろんあります。アルゼンチンタンゴ用でなくても、社交ダンスやラテンダンスのいわゆる「ダンスシューズ」でしたら構いません。裏面が革でしたりスエード調のものがオススメです。ダンス用品を扱っているお店や、ネットでも購入できます。

もちろん、アルゼンチン製タンゴシューズにこだわりたい方はご相談ください!

Q8:毎回参加しなければいけないの?

もちろん、毎回ご参加いただけるとうれしいですが、いろいろと忙しくて都合が付かないことも多いと思います。本クラブのクラスは都度払いですので、料金が無駄になることはありません。

ご都合に合わせてご参加ください!

Q9:どのくらいでミロンガ(タンゴパーティー)に参加できるようになる?

ミロンガには、まったくの初めての方からでもご参加はできます。しかし、参加したからにはちゃんと踊ってみたいですよね。なのでやはりレッスン・練習が必要です。

もちろんひとにもよりますが、早い人では週2回程度のクラス参加で、3ヶ月ほどでひと通りタンゴの踊りを経験できると思います。

比較的フォロワーの方が上達していくスピードが早いです。フォロワーをリードして自分のこともやって、周りで踊っているひとのことも気遣って…とリーダーはやることがたくさん。たくさんの練習が必要です。根気強く練習して、ミロンガに参加できるようしっかりサポートしていきます!

Q10:20代ですが若い人向けの割引ってありますか?

あります。

若者応援キャンペーン!!U-29割

各クラス料金が通常料金よりお得になり、気軽にご参加できます!

Q11:月謝制? 入会金、年会費などは?

入会金、年会費はありません!

また、各クラス都度払いですので、参加できない回があっても無駄になりません。

Q12:海外にも友達ができるってホント?

できます。もちろん、ひとによりますが(笑)

タンゴはアルゼンチンのみならず、いまや世界中で楽しまれています。

アジア圏でも台湾、韓国、中国、香港、東南アジア諸都市と、近隣諸国でもたくさん。

また日本に旅行や仕事で訪れている外国人がひょっこりミロンガを訪れることも日常茶飯事。

FacebookなどSNSを活用すればさらに交流が広がります!

Q13:キレイになる? カッコよくなる?

個人差と主観によります(笑)

いえいえ、ひととの距離感が非常に近いタンゴでは、自然とエチケットやマナー、ファッションなどに気を使うようになるでしょう。ちょっとした、非日常的な体験が自分磨きを加速させます。タンゴを踊り始める前と後では、別人のようになるかたもいらっしゃいます。効果が出るか保証も出来ませんし、返金も対応していませんが(笑)、変化していく自分や仲間を楽しみましょう!

大人の色気、目指しましょう!!

Q14:本場ブエノスアイレスにも行ける?

もちろん!飛行機とホテルを手配すれば、今日からでも行けます!(笑)

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスには、日本からおおよそ30時間超のフライト。どのルートを飛んでも必ずトランジットが必要になる、非常に長いフライトになります。

行きに2日、帰りに2日は掛かってしますので、お仕事をされている方はまとまった休暇が必要になりますね。現地での滞在を3〜4日に押さえても、最低でも1週間は必要になると思います。

また、アルゼンチンはスペイン語の国。英語はまだまだ通じないことのほうが多いので、多少なりとも勉強しておくと良いでしょう。

レッスンやミロンガは無数にあります。また、タンゴショウなども毎晩開催しているので楽しい滞在になるでしょう。

ただ、南米のパリと言われるほど美しい街並みのブエノスアイレスですが、経済の悪化で治安が不安定になっているので、トラブルに巻き込まれないように細心の注意が必要です。

Q15:男女比、年齢層は?

現在の構成は男女比はだいたい半々、20〜70代まで幅広い年代で楽しまれています。

引き続きクラブの輪が広がるように活動していきます!

Q16:レッスンやミロンガで掛かるタンゴの音楽について知りたい

タンゴ音楽で有名なのはアストル・ピアソラ。しかし彼の奏でた音楽はあまりにもドラマティックすぎて、踊るのは困難。

実はタンゴの音楽は戦前から日本には入ってきていて、聴いたことはないけど耳馴染みの良いものばかり。

クラスやミロンガでは、おおよそ1930〜50年代に活躍したタンゴ楽団の音楽で踊っていきます。