思っているよりも…

横浜に拠点を移して約一年。最近は新しく習いに来てくれる生徒さんも増えてきて嬉しい限りです。

新型コロナの影響からかなり抜け出せてきている感じですね。JunkoとShunsukeは先日久しぶりに海外にも行ってきて、刺激を受けてきました。

新しく始めたひとも、久しぶりに再開したひとも、ハマってしまったひとも、いろいろな方々で盛り上がってきている045TangoClub。タンゴが生活に刺激を与えて楽しい人生の一部分になってくれたらと思います。

そこでみなさん気にしていることに、ただ楽しいだけではなく、どうやったら「上手く」なるだろう？
さらには「発見」や「成長」を感じて、有意義にタンゴを続けていくにはどうしたら良いだろう？ということがあると思います。

来年で脱サラして10年となるShunsukeとしてはさらに、どうやったら楽しく仕事にできるだろう、楽しさや大切にしたい文化的側面を伝えられるだろう？というのも加わります。

ではShunsukeがこれまでどうやって続けて来れたか。

それは「自分が思っている範囲よりも」というところがキーになってきたと思います。

それは

・時間的

・金銭的

・エリア的

・交友関係

・思考的

・時間的範囲/金銭的範囲

はじめ習い立ての頃はグループレッスンを週に1回1時間のみ、はい、上手くなる気がしなかったです(ここで飽きてやめてたら今はない)。

1年ほど経ってから、これではいかんと感じてレッスン参加を週2～4回に増やし、プライベートも始めるなど、せっかく始めたからにはと思い、最初に考えていたよりも多くの時間とお金を投資しました。

結果、出ているようです(笑

・エリア的範囲/交友関係

やはりブエノスアイレスに留学したのは大きかったです。誰もができることではないので参考にはなりませんが、自分の生活圏を飛び出して、地球の裏側にまで行く価値は非常に大きかったです。それだけではなく、東アジアのタンゴコミュニティにも積極的に飛び込んで行きました。今ではたくさんのタンゴ仲間、ダンサーたちと交流し、情報交換出来ています。先日台湾に行ったのも、これが目的でした。

自分の知らない場所や街、はじめて会う人々との出会いから得られる刺激や経験も重要です。

・思考的範囲

ダンス経験ゼロからタンゴの世界に入っているので(最初はただの趣味として)、そもそもカラダの使い方がわからない分、自分のカラダを使えるだけ使っていた時期もありました。

しかし、タンゴはペアで踊るダンスです。なので自分も頑張らないといけませんが、相手のことも含めて考えて、はじめて成立するということに気づくのにだいぶ時間を要しました。

思っているよりも相手の中へ、相手を中に、思っているよりも力を抜いて、思っているよりも関与して、関与しないで、思っているよりも後から、思っているよりも先に…。

挙げればキリがないですが、一度出来た感覚にとらわれるとその感覚に拘束されてしまい、実はもっと良いやり方があるのに結果として遠回りしてしまう。または逆に遠回りした結果、いまの良い結果を導きだせている、など朝令暮改myselfな日々を送ってきました。

また自分の見た目、清潔感、振る舞い、言葉遣いなどにも気を使う重要性はタンゴを踊るうえで欠かせない要素であると思うので、常に留意するようにしています(足りていないのは申し訳ないです)。

レッスンで習うことも、自分の感覚も、一度は疑ってみるのは面白いです。そして相手に聞いてみると、思ってもみなかった「発見」に気がつくでしょう。

などなど長くなってしまいましたが、書き切れないので一旦ストップします。

どれだけ楽しめるか、どれだけ上手になるかは、「どれだけ熱量を注ぎ込めるか」にかかってくると思います。

タンゴは手軽に始められますが、簡単には上手になりません。
Shunsukeはタンゴを踊りはじめて12年目に突入。毎日のように踊って、毎日新しい発見と出来てないことへの気づき、この繰り返しです。あぁ、楽しい(笑

みなさんも、身を持ち崩さない程度に「自分の範囲外」へのチャレンジを楽しんでください！

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